検索エンジン最適化された質の高いコンテンツを継続して作成していくコツ
見込み客があなたに関連したお店や商品を調べようとした時に、あなたのサイトを検索で上位に表示させるためには、キーワードの選定は非常に大切です。
しかし、キーワードにこだわるあまりに、なかなかペン(キー入力?)が進まずに、継続したコンテンツの発信ができなくなってしまうのも、現実です。
キーワードを決めないとどうしてもコンテンツのコンセプトも定まらず、内容的に根無し草のようにフラフラしてしまう。
キーワードを絞り込み、質の高いコンテンツを作成しようと、一生懸命ひとつのコンテンツを作成していると今度は良質なコンテンツを継続して発信できない。
今日は、このふたつのジレンマを解決する方法をお話ししていきます。
コンテンツのフレームワークをつくる
質の良いコンテンツを継続的に発信してくためには、あらかじめコンテンツの方向性を決めておいた方が、無理なく続けていけます。
そのためのフレームワークを紹介しましょう。
このフレームワークは、私がコンテンツを作成していく時に使っているものです。
と、言っても決して目新しいものではなく、少しでもマーケティングをかじったことのある人であれば、誰でも知っているフレームワークを応用したものです。
マーケティングの3Cを応用してSEO最適化に適した、質の高いコンテンツのフレームワークをつくる
フレームワークの要素は3つです。
「コンセプト」、「ターゲット」、「競合」の3つです。
マーケティングの3Cと比較すると
コンセプト ⇒ 自社
ターゲット ⇒ 市場・顧客
競合 ⇒ 競合
となります。
両者を比較していただけると、わかりやすいと思います。
(コンセプト)どのような商品を、(ターゲット)誰に提供するのか。その時に(競合)競合はだれか。
コンテンツを量産する前に、この3つを分析することで、SEO最適化された質の高いコンテンツを作成していけます。
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
今回は整体院を例に話を進めていくことにしましょう。
コンセプト
コンセプトはふたつにわけることができます。
商品と自社です。
自社
今回の場合は、整体院ですね。
SEO最適化をしていこうと試みた時に、誰でも思いつくキーワードは
「整体院 ○○(地域名)」でしょう。
ユーザーが、身近なところで整体院を探そうとすると、最初に選ぶであろうキーワードだと思います。
では、試しに今から「整体院 ○○(地域名)」で検索してみてください。
それこそ、無数に整体院が出てくると思います。
あまりにも競合が多くて、これでは検索上位に組み込まれるには時間がかかることでしょう。
これはユーザーも同じで、これだけたくさんの候補が出てくると、どこが自分に適しているか迷ってしまうものです。
そこで、ユーザーは絞り込みをかけてきます。
「整体院 ○○(地域名)」に自分の症状などをプラスしていきます。
「整体院 ○○(地域名) 腰の痛み、交通事故のアフターケア」と、言った具合にです。
ここで商品がでてきます。
商品
あなたの院の強み、得意と得意としているものは何ですか?
列挙していってください。
この時に注意してほしいことがひとつあります。
いくら得意だからといっても、固有名詞は避けた方がいいでしょう。
ターゲット
整体院の場合は、独自のメソッドを開発して、固有の名前を付けている場合が多々あります。
その独自メソッドの名称をキーワードとしても、果たしてユーザーがキーワードとして使ってくれるかというとなかなか難しいところがあると思います。
ターゲットがよく使うであろうキーワードを探していってください。
最後が競合です。
競合
時間をかけずに検索上位にもってくるためには、競合がいないキーワードを探していく必要があります。
多くのユーザーが検索に使うキーワードは、どうしても競合が多く、検索上位に表示させるには時間が必要になります。
月間10,000人の検索で検索ページの3ページ目に表示されるよりも、月間100人から検索されなくても、トップページに表示される方が、ユーザーからの反応は得られます。
ここは、ユーザーからの検索数よりも、競合の少なさを狙っていくようなキーワードを探していってください。
今日紹介したフレームワークは 一見、遠回りで、大変なように思われるかもしれませんが、SEO最適化された質の高いコンテンツを量産していくためには、近道となります。
より早く、検索上位に表示されて、反応を得たいのであれば、ぜひ実行してみてください。