コンテンツ作成が楽しくなる句読点「、 。」の使い方
ブログなどのコンテンツを作成していて、最初のころは(今でもそうですが)どこに読点をつければいいか悩んでいました。
WEBライティングやコピーライティングの世界では、コンテンツ作成の目的が、読者が何かを得ることができることが第一ですから、文学小説や論文のようにどこに句読点を付けなければならないという法則はありません。
とにかくストレスなく読んでもらうことが最優先にななります。
そうなると、句読点の使い方もオリジナリティーがでてきてもなんの問題もないのです。
今日はいろいろな句読点の使い方をシェアしていきます。
ぜひ、この記事を参考にいろいろ句読点の使い方を工夫して、楽しくコンテンツを作成していってください。
句読点とは、(あえて私の恥をさらしますが・・・)
最初に国語のおさらいをしておきましょう。
そもそも句読点とは何なのか?
つい最近まで、句読点とは「、」のことを指しているものと思っていました。
今回、もっと上手に使えないものかと調べていて解ったのですが、
「、」は読点、「。」が句点。
「、 。」合わせて句読点って言うんですってね。。。(冷汗;
いやぁ~何が勉強になるかわかりません。
では、ここから本題・・・まずは、、、
「。」句点を使うタイミングは、
WEBライティングやコピーライティングでは、その目的の第一が読者に行動してもらうことにあります。
そのためには、ストレスなく読みやすい文章を書いていく必要があります。
一文があまり長くなると、読みにくくどうしてもストレスを感じてしまいます。
できるだけ短く、一息で一文を読めるような構造がベターです。
長くても「。」~「。」の間隔を3~5行としていくのがベターでしょう。
あと、長さに関係なく「。」で区切るポイントでぜひ知っておいていただきたいのが、
「ので」「だが」は文章の邪魔をしている。
「ので」とか「だが」をよく使っているのではないですか?
文章を短くわかりやすく書こうとしてるのだが、伝えていことがたくさんあるので、どうしても文章が長くなってしまう。。。。とかね(笑
この「ので」とか「だが」を取り除くことで、文章がシンプルに読みやすくなります。
例えばうえの一文から「ので」や「だが」を取り除いて分解してみましょう。
文章を短くわかりやすく書こうとしてる。
しかし、伝えたいことがたくさんある。
結果、どうしても文章が長くなってしまう。
例文自体が短いので、大きな差は起きませんが、これが長文になると、とても読みやすく変化しますよ。
次が「、」読点です。
「、」読点の位置で、まったく違う意味の文章になってしまう。
次の文章を読んでみてください。
「ここではきものを脱いでください」
さて、ここで脱がなければならないのは、何でしょう?
先日TVのクイズ番組の例題で使われていた一文です。
二通りの読み方ができるのに気がつきましたか?
1.ここで、はきものを脱いでください。
2.ここでは、きものを脱いでください。
「、」の位置で脱がなければならないのが、「はきもの(履物)」と「きもの(着物)」の二通りの解釈ができます。
では、次の一文はどうでしょう?
「私と友人の山下さんが映画を見に行った」
さて、映画を見に行ったのは誰でしょう。
これも点の付ける位置で、二通りに分かれます。
1.私と、友人の山下さんが映画を見に行った。
この位置の場合、「私」、「友人の山下さん」二人が映画を見に行ったに、なります。
一方、
2.私と友人の、山下さんが映画を見に行った
こちらの位置の場合だと、「山下さん」一人が映画を見に行ったと解釈できるでしょう。
このように、「、」読点の位置で、意味が異なる文になってしまうので、注意が必要です。
「、」読点の位置で、何を強調したいかが表現できる。
例えば次の一文を例に挙げてみましょう。
「私は午前中ジョギングをしていた」
この文で、
1.「私は」の後に読点を打つと、
「私は、午前中ジョギングをしていた。」
と、ジョギングをしていたのは私だ。が強調されます。
一方
2.「・・・午前中」の後に読点を打つと
私は午前中、ジョギングをしていた。
と、午前中にしていたことは何か?が強調されます。
読点の位置で、伝えたいことを使い分けることができます。
まとめ
句点「。」読点「、」使いかたで、幅の広い文章が書けるようになります。
いろいろ工夫して、楽しくコンテンツを作成していってください。