Twitterのつぶやきを長文Blogに成長させる方法~whyで文章を膨らませる~
前記事、『考えるより慣れろ!文章を書くことに慣れるには』はこちら
文章を膨らませるのは簡単なこと
時系列での書き方に慣れてきたら、次は、ほんの少しだけ、読者に喜ばれる文章に仕上げていきましょう。
と、言っても決して難しいことはありませんので安心してください。
あなたの友達との会話を再現していけばいいのです。
友達との会話で、あなたが何か話題を投げかけても、それに対して、返してくれないと楽しくないですよね。
あんたが、振った話題に対して、
「えぇ~~~、それでどうしたの?」
といった具合に質問を返してくれる、そのような言葉のやりとりで、会話は膨らんでいくものです。
では、ブログの投稿で会話を膨らませるためにはどうすればいいのか?
ブログ記事で会話を膨らませていくには
会話を膨らませるたまには、あなたが、会話が膨らんでいくような投げかけをしていかなければなりません。
そのためには、上の「えぇ~~~、それでどうしたの?」と聞きたくなるような、話を投げかけ、それに対しての答えを文章にしていけばいいのです。
具体的に見ていきましょう。
5W1Hって憶えています?
5W1Hは、人に説明をしたり、わかりやすい報告書を書くときに使うフレームワークですね。
ちょっと復習してみましょう。
①When:いつ
②Where:どこで
③Who :誰が
④What:何を
⑤Why :なぜ
⑥How :どのように
が5W1Hですね。
思い出しましたか?
これを上手に使ってツイッターのつぶやきをブログ記事へと変えていきます。
準備
そのためには、5W1Hの一か所だけ変えておいた方がいいとろがあります。
それは、この5W1Hのなかの1Hを
1D(1B)に置き換えると書きやすくなります。
ブログ記事は5W1D(1B)で書く
1D(1B)とは
⑥1D:どうした(1B:どうなった)
です。
それでは前回お話したと同様に、ツイッターへのつぶやきへ当てはめてみましょう。
ツイッターの投稿に5W1Dを当てはめてみる。
<例文>
昨夜友達と居酒屋に飲みに行きました。
そこで、おすすめの天ぷらを食べた。
とてもおいしかった。
というつぶやきをしまいた。
ここから会話を膨らませて、ブログ記事への文章を作っていきます。
①When:いつ・・・昨夜
②Where:どこで・・居酒屋で
③Who :誰が・・・私と友人のA氏
④What:何を・・・天ぷらを食べた
⑤Why :なぜ・・・???
⑥1D:どうした(1B:どうなった)・・・おいしかった。
ここで、ひとつのことに気づくと思います。
ツイッターのつぶやきにないもの。
5W1Hで、
⑤Why :なぜ・・・???
が、欠けているの気づいたのではないでしょうか?
そうなのです。
つぶやきは、一方通行なのです。
ここに「⑤Why :なぜ・・・???」
を追加していくことで会話がどんどん膨らんで、ブログの文章を充実させていくことができるのです。
Whyで会話を膨らませる
Why1:なぜ?あなたと友人A氏で居酒屋に行ったの?
つい先日、仕事で失敗してお客さんにひどく怒られたという電話がかかってきた。
ひどく落ち込んでいたので、ちょっと一杯飲めば元気がでるだろうと誘った。
なるほど、これでA氏と居酒屋にいった理由が解りましたね。
すると、次はなぜ怒られたのか?どのような失敗したのか気になってくると思います。
Why2:どういった失敗をして怒られたのか?
A氏はリフォーム業をしているのだが、壁紙の張り替えを受注した時に、発注ミスで工期に間に合わなくなった。
どうにか仕事は完了させたのだか、工期が間に合わなかったために、「もうお宅には頼まない」と言われてしまった。
なるほど、そういった理由だったんですね。
落ち込む気持ちもわかります。
すると、また質問です。
Why3:では、そこでどうやって元気づけていったのですか?
と、次から次への質問が出てきて、それに回答することで、どんどん文章がふくらんでくると思います。
これをひとつの文章に整理していけば、厚みのある文章が出来あがります。
ここまでの回答をまとめてみると、
<改善文>
つい先日、リフォーム業をしているA氏からお客さんから怒られたと、ひどく落ち込んで電話がかかった来た。(Why1)
話を聞いてみると、どうやら、壁紙の張り替えの工事で発注ミスをして、工期に間に会わなかったらしい。
工期に遅れながらも、どうにかやりとげたのだが、お客さんからは「もうお宅には発注しない」と言われたらしい。(Why2)
どても落ち込んでいるので、一杯飲みながら、話をすれば少しでも元気を取り戻すかもと思い、居酒屋に誘った。
そこでは・・・・・・・(Why3)
という具合にどんどん話が繋がっていきますよね。
ブログの文章を膨らませるには、Whyを上手に使ってみよう。