マーケティングとセールスのちがい
いつまでこんなことやっているのか?
一本の電話がかかってきました。
表示を見ると【0120・・・】と、いかにも「営業かよぉ~」と解ってしまう電話番号です。
忙しい時、面倒くさっ!と思うときなどは、そのままスルーなのですが、
その時は、最近ではどのような営業を仕掛けてくるのか、ちょっと興味があったので出てみることに。
すると第一声から、白い白鳥(笑)のような1オクターブ高い声で
「もしもし、お忙しいとこ恐れ入ります。」
「わたくし・・・・」
と。
この第一声を聞いた途端、
「ダメだ、こりゃぁ~、、、相手する価値なし」という判断で、
「用ありません!」と一言残してブチッと切ってしまいました。
これは、何年も昔から行われている、ほとんど効果が得られないTELアポ営業トークのひとつですよね。
いきなり電話をかけてきて、声高に・・・・・
下手な鉄砲数撃ちゃ当たる的なやり方です。
まあ、これで何十件に一件ぐらいは話を聞いてくれる人がいて
その中の何十件に一件ぐらいは資料を請求してくれて、
資料請求してくれた人の何十件に一件ぐらいは、契約申し込みをしてくれるかもしれません。
確率的には、もう何千分の1ぐらいだと思います。
ストレスばかり溜まって、、、もしかしたら、このようなオペレーターの人たちは、感覚がマヒしてしまって、ストレスにも感じないのかもしれません。
断られることに、いちいちストレスを感じていたら、テルアポのオペレーターなど、やっていられないかもしれませんよね。
それはさておき、、、
マーケティンに対しての誤解、セールスとマーケティングの違い
これをマーケティングと思っていいる人もいるようです。
そもそもマーケティングとセールスの違いは何なのか?
セールスとは
セールスとはオファーそのもの、取引条件です。
私は、あなたに必要な保険をもっています。
それは月々いくらで、このような保証がついています。
詳しい資料と、申込み用紙を送ります。
と、いうものです。
マーケティングとは
それに対してマーケティングとは
あなたに必要な保険を私は持っていますが、あんたはまだその必要性に気づいていません。
だから、これから私の持っている保険とあなたの必要性をつなげていきます。
と、いうものなのです。
セールスをよりスムーズにするために、成約の確立を高めるために、マーケティングで
見込み客を絞り込んでいき、お客さんの欲求と、あなたの商品やサービスをつなげていく。
これがマーケティングなのです。
この商品やサービスとお客の気持ち(必要性)をつなげることなく、いきなりセールスを仕掛けても、当然、欲しいと思われるわけはありません。
セールスをするのであれば、まずは、マーケティングで商品やサービスとお客さんをつないであげてください。