ベネフィットの真実 ~WEB売上増で顧客の欲求に応えるベネフィットの作りかた
あなたの商品やサービスをサイト訪問者に買ってもらうために、最も大切な要素のひとつがベネフィットです。
ベネフィットとは何か?
ベネフィットとは商品のもつ力そのものです
今では一般化されていて、多くの人のセールスレターやLP(ランディングページ)
に使われているようです。
が、しかし、、、
このベネフィット、あまりにも頻繁に使われすぎていて勘違いしている人も多いようです。
ベネフィットについて真実を知り、より深く理解すれば、あなたの商品はより輝きを増し、他の競合と差別化することができるようになります。
多くの競合する商品やサービスの中から、あなたの商品、サービスを選んでもらえるようにベネフィットについて、もう一度深く掘り下げてみましょう。
ベネフィットの真実
売れるセールスページを書くために、あなたの商品を深く掘り下げてみる
売れるセールスページを作っていくための準備段階の一つに、あなたの商品について知る必要があります。
そもそも商品とは何なのか????
なぜ?人は商品を買うのか
人が商品を買う目的はただひとつです。
その目的とは、結果を得ることです。
何か問題を抱えていて、その問題を解決するため。
何かの欲求を持っていて、その欲求を満たすため。
・・・・
「人はドリルを買うのではない。穴が欲しくてドリルを買うのだ」といいう文句を聞いたことがあると思います。
全ての商品は、人が、何かの結果を得るために存在するのです。
この結果のことをベネフィットといいます。
つまり、ベネフィットとは、商品の持つ力によって得られる結果のことです。
このベネフィットを理解できない限り、あなたの見込み客にとって必要な商品を作ることはできないですよね。
セールスページのコピーを考えるときに、あなたにも「ここを売り込みたい」と、言う部分があるでしょう。
あなた自身がほれ込んで仕入れた商品、絶対の確信のもとに作り上げた商品、その商品にたいする思い入れが、必ずあることと思います。
しかし、あなたが売り込みたい結果が、必ずしも見込み客求めている結果ではないかもしれません。
ベネフィットを見つけ出す3つのステップ
見込み客の求める結果と、あなたの商品のもつベネフィットを結び付けていかなければ
ならないのです。
そのためには、機能、メリット、ベネフィットの違いを明確にする必要があります。
これら、機能、メリット、ベネフィットを混同してしまい、ベネフィットがぼやけてしまっている場合が多く見られます。
例えば、スマホがありますよね。
このスマホひとつとっても、誰を見込み客とするかによって、売り込んでいく部分は変わっていきます。
機能
スマホの機能をいくつか挙げていくと、
1.電話が掛けられます。
2.インターネットにアクセスすることができます。
3.写真を撮ることができます。
4.メモリーが50ギガあります。
5.防水機能がついています。
これら次から次への特徴事実がでてきますよね。
あなたの見込み客にとって必要なのは、これらの機能で何ができるかです。
その何ができるかがメリットです。、
各、機能ごとにメリットを挙げていきましょう。
メリット
1.電話が出来るので、遠くにいる人と会話ができる。
2.インターネットにアクセスすることができるので、いつでもわからないことを調べることができる。
3.写真が撮れるので、シャッターチャンスを逃がさず、すばやく写真に残せる。
4.50ギガあるので、上の写真とつながるのですが・・・何百枚もの写真が記憶できる。
機能から導き出されるメリットがみつかると思います。
5.防水機能で雨に濡れても大丈夫です。
あなたの見込み客にとって必要と思われるメリットを導き出すことができました。
多くの人が、このメリットをベネフィットとしてとらえて、終わらせてしまっている場合が多いのです。
しかし、メッセージとしては、まだ弱いのです。
これによってひとりひとりの見込み客のどのような欲求を満たすことができるのか?
それをセールスページのメッセージではっきりと伝えていかなければなりません。
つまり、未来を提示してあげるのです。
この未来がベネフィットとなるのです。
ベネフィット
ベネフィットは今あげたメリットによって、どのような未来を手に入れることができるかです。
例えば、防水機能がついたスマホのカメラを使うと、雨が降っていても外で写真が取れます。
この防水機能は、私のようにマラソンなど外でのスポーツを趣味にしていて、雨の日でも写真が撮りたいという人にはうってつけですね。
この部分をベネフィットとして訴えていけば、つい購買意欲が沸いてきます。
しかし、一般の主婦やインドア派の人には、ほとんどどうでもいいような、ついていれば便利かな?程度の機能になります。
この人たちに、防水機能で雨の中でのアクティビティーでも活用できる。といっても、ほとんど、そのメッセージは届かないですよね。
さて、もう気付いたかもしれません。
ベネフィットは、
ひとつの特徴、メリットに対して、ひとつじゃないのです。
ターゲットによってベネフィットは変わってきます。
あなたがターゲットとするお客さんによってベネフィットは変わってくるのです。
つまり、ベネフィットはターゲットが決まらない限り、決まらないのです。
あなたの商品が売れるようにするためには、見込み客を知って、その見込み客にとってのベネフィットを絞り込まなければなりません。
それでは、これまでの話を参考にベネフィットをつくっていきましょう。
ベネフィットを作ってみよう
最初にあなたの商品やサービスの機能は何ですか?
できるだけたくさん吐き出してください。
次にメリットです。
今書き出した特徴でどのようなメリットがあるのか?
まずは、ひとつの特徴で一つのメリットでかまいません。
また、書き出してみましょう。
さて、いよいよベネフィットです。
次の文章に当てはめていきます。
商品は○○です。
これには○○がついています。・・・機能
この機能は○○にとって・・・・・・見込み客
○○ができます。・・・・・メリット
よって○○になります。・・・・・・ベネフィット
この○○になれます。をベネフィットとして、見込み客に届けていってください。
ここまでひとつの商品を掘り下げることで、あなたの商品が売れる商品への生まれ変わることができるのです。
まとめ
強力なベネフィットを作るためには、見込み客を知ることから始まります。
そのお客さんが、何に悩んでいるのか?どのような未来を望んでいるのか?
お客さんをその未来に連れていくために、あなたの商品は何ができるのか?
あなたも商品のもつ力を掘り下げて見込み客の心に届くベネフィットを作り上げてください。